本協議会は、離れた場所で奮闘する福祉事業者が手を取り合い助け合える場を創りたいと考え、2018年より任意団体として活動してまいりました。
福祉事業者は、もとより事業所が地方に点在していて知見をシェアすることが大変でしたが、昨今のコロナ禍でますます集まっての情報共有が難しくなってきています。ICTを活用して会わなくとも手を取り合える本協議会の必要性は以前より増してきているように思います。
この協議会が更に役に立つものになるために、新しく3つの取組みを始めます。
会員用SNSをスタート
地域を超えて気軽に相談ができる!
当初からchatworkを活用した相談の場を提供しており、最近では非常に活発なコミニュケーションが行われるようになりました。
会員間でのコミュニケーションをより充実させるために、協議会専用の会員SNSを始めます。機能はまるでfacebookと見間違うほど充実しています。会員登録も30秒で完了して、すぐに相談開始ができるようになるので、会員の増加ペースも延びるのではと考えてます。
新しい会員サイト
共同購買をスタート
ボリュームディスカウントでお安く仕入れられる!
スマートフォン、パソコンなど法人で必要となる物品について、1法人10台ずつ個別に購入するより、10法人が集まって一気に100台購入することで、ボリュームディスカウントを期待できます。まずは比較的購入までに時間をかけて良い、少し高価な製品からスタートします。
オンライン展示会の開催
出張レスで多数の商品説明を受けられる
最近、IT業界ではオンライン展示会という形式がにわかに流行り始めています。出展者がオンライン上のテレビ会議に集合して、スケジュールに沿って発表します。個別の相談も別のテレビ会議のルームが用意されているので気軽に話しかけられます。
体に装着するものやセンサーなどは、物理的な展示会に行ったほうが得られる情報量は多いのですが、Webシステムならばテレビ会議越しに画面を共有してもらえば十分だったりします。本件は関係者を巻き込むために時間がかかるので、夏以降の開催を見込んでいます。ぜひご期待下さい。
オンライン展示会「SaaS Exhibition」主催 株式会社FORCAS の様子
共同購買を実現するために、本協議会を2020年4月をもって一般社団法人として登記しました。会費はこれまでと同様に無償となりますのでご安心下さい。
現場で日々、奮闘する皆様のがんばりが誰かの心の支えになるような、そんな場をICTを活用して創り上げていきます。ご協力よろしくお願いいたします。
一般社団法人 福祉の現場ICT活用協議会
理事長 藤原 士朗